東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 茨城 > 記事一覧 > 10月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【茨城】

県庁前道路を封鎖せよ 仮面ライダーロケ 地元住民らエキストラ

県庁とエキストラをバックに、ポーズを決める仮面ライダージオウ(右)&ビルド(「ジオウ&ビルド」製作委員会(C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映)=いずれも水戸市で

写真

 水戸市の県庁前を貫く通称「県庁南大通り」の約五百メートルを約八時間封鎖し、映画を撮影するロケがあった。県フィルムコミッション(FC)推進室によると、映像作品の撮影が盛んな本県だが、中央分離帯のある四車線道路を日中封鎖する大規模ロケは初めて。反応などを検証し、今後のロケ支援や地域振興につなげたいとしている。 (鈴木学)

 作品は、平成時代に登場した仮面ライダー二十作品目を記念した「仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER」(山口恭平監督、十二月二十二日公開)。テレビ放送中の仮面ライダージオウらの活躍を描く。

 山口監督は「街を感じさせる場所として、この道を封鎖し撮ってみたかった」と説明した。ロケは十四日の日曜日にあり、エキストラ約五百人を動員。封鎖は午前七時から午後三時までで車道を使い、人々が怪人から逃げたり、ライダーを応援したりするシーンが撮影され、「OK」の声がかかるたびに拍手が起きた。

 笠間市の三村勝さん(41)は、妻と子ども二人と参加。次男の薫ちゃん(4つ)は「めっちゃかっこよかった。ジオウになりたい」と興奮気味。かつてライダーシリーズを見ていたという勝さんも「なかなかできない体験をさせてもらった」と感慨深げだった。

 FCのホームページなどで募ったエキストラの約25%が県外からで、広島や大阪から参加した人もいた。

 平成ライダーシリーズは県庁ロケが定番でつながりが深い上、幅広い視聴者から支持されており、今回の道路封鎖に協力した。八月下旬に地域や警察などとの協議を始めたという。

封鎖された道路を走るエキストラ

写真

 当日、県庁前を通る高速バスのルートを一部変更して運行してもらったほか、封鎖した道路の周辺に県職員ら四十人を配置し、撮影の協力を呼び掛けた。

 推進室の海老原二良室長は「何より地域の理解が重要」と強調し、県内エキストラの三割ほどが地元の笠原地区の住民だったことに手応えも感じた様子。関係各所の反応などを検証し「内容次第だが、地域が元気になるなら、今後も、こうした撮影にも協力していきたい」と前向きだ。

 特撮作品などのロケ地の県庁周辺を巡るツアーが、十一月十一日に開催予定。費用は千九百円。問い合わせは、いばらきツアーオフィス=電029(301)3614=へ。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報