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【茨城】

「冬の使者」待つ古徳沼 インスタ連動第6弾 #茨城キラリ

古徳沼で、今年の餌やりに向け意気込む施設の利用者ら=いずれも那珂市で

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 那珂市の農業用ため池「古徳沼」に、約半世紀前から白鳥が飛来し、住民の憩いの場になっている。白鳥は餌を与えるようになってから年々数が増え続け、毎年100羽前後がやって来る。現在の餌やりは、市内にある障害者就労支援事業所「みらい」の利用者約20人が交代で担当。今年も、多くの「冬の使者」の来訪を楽しみにしている。 (山下葉月)

 「餌をあげると、白鳥たちは羽をばたばたさせていて幸せそう。とてもかわいいです」

 餌やりを続けてきた事業所利用者の赤岩初枝さん(50)はそう、笑顔で話す。

 オオハクチョウやコハクチョウは毎年11月ごろにシベリアから渡ってきて、翌年の3月末まで過ごす。古徳沼の水面が冬の日差しを反射してキラリと輝く中、優雅に泳ぐ。

 市の調査ではピークの1990年度には238羽が確認され、今は毎年100羽前後が、冬のひとときを過ごしている。

 市は白鳥が市民に親しまれ、観光振興にもなることから餌やりを開始。当初、シルバー人材センターに任せていたが、障害者の就労支援になるとして2010年からみらいに委託した。

 みらいでは10〜60代の知的や精神、身体障害がある利用者約35人が、プラスチック製品の組み立てなどに当たる。このうち約20人が、朝と昼の1日2回、職員と車で約4キロ離れた沼に向かい、市が用意したパンくずなどを与えている。群れ同士で餌の取り合いも起きるため、利用者はまんべんなくいき渡るように工夫している。

 所長の岩上昌純さん(44)は「白鳥は地元の宝で、どこの沼にも来るわけではない。元気に餌を食べ、継続して飛来してほしい」と話した。

 餌やりは午前7時半と午後2時半の計2回。問い合わせはみらい=電029(219)7755=へ。

ハクチョウに餌をやる施設の利用者=みらい提供

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◆第6弾スタート 写真を募集

 写真投稿サイト「インスタグラム」との連動企画の第6弾「#茨城キラリ」がスタートします。つくば、那珂、筑西、阿見、美浦の5市町村と一緒に、県内のキラリと光るものを紹介していきます。

 サイトは毎日更新予定。QRコードを読み取るか、「@tokyoshinbunmito」で検索すれば閲覧できます。

 また12月13日まで、まばゆいばかりの輝きや、一瞬のきらめきを表現した写真を募集します。アイデアが「キラリと光る」作品も歓迎。キャプションに撮影日時と場所、撮影で工夫した点などを記載し、ハッシュタグ「#茨城キラリ」を付けて投稿してください。

 優秀作品は後日、紙面で紹介します。採用の場合はインスタの「メッセージ」で事前連絡します。問い合わせは支局=電029(221)7128=へ。

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