東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 茨城 > 記事一覧 > 1月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【茨城】

東海第二「事前同意」対象 水戸など3市長選に注目

写真

 今年は十二年に一度、統一地方選と参院選が重なる「選挙イヤー」に当たり、県内では十三の首長選と、二十四市町村の議員選が予定されている。注目は、東海村の日本原子力発電東海第二原発の再稼働で事前同意が必要な周辺六市村のうち那珂、日立、水戸の三市長選。次期市長は、是非を判断する可能性がある。 (鈴木学)

 今夏に予定される参院選で、茨城選挙区(改選数二)は、自民党の上月良祐さん(56)、国民民主党の藤田幸久さん(68)の現職二人と、共産党新人の大内久美子さん(69)が出馬を表明している。

 ただ、旧民進で国民と分かれた立憲民主党も、候補者擁立を模索している。国民は、国政与野党の五党が候補者を擁立した県議選水戸市・城里町区で公認候補が落選し、立民に議席を奪われるなど、厳しい状況が続き危機感が強い。

 野党が分裂するような状況で、自民で二人目の擁立も取り沙汰され、選挙戦の構図は定まっていない。

 二月の那珂市長選は、東海第二の再稼働に反対する現職の海野徹市長(69)が引退を明らかにし、今のところ県議からくら替えする先崎光さん(61)のみが出馬を表明。四月の日立、水戸両市長選には、それぞれ小川春樹市長(70)、高橋靖市長(53)が立候補を予定する。

 東海第二の事故対策工事が二〇二一年三月に終わる予定のため、次期市長は住民の意思を確認し是非を問われることも想定される。

 統一選では、六首長選と補選を除き十四市町の議員選と、自主解散予定の美浦村議選がある見通し。六月には、北茨城市の豊田稔市長(74)が五期目の任期満了となる。八月以降は結城、牛久、土浦と県西、県南で市長選が予定される。

◆再稼働反対表明の那珂市長 立民での参院選出馬に意欲

 那珂市の海野徹市長が十日、本紙の取材に応じ、立憲民主の公認が得られれば、参院選に出馬する考えを示した。

 海野市長は「周囲から再稼働反対を貫き、出馬してほしいという声があった。国政の場で今の原子力行政の矛盾点を指摘したい」と述べた。「災害対策など国と折衝したが、国の考え方と自治体が求めることはかなり離れていた」と指摘。エネルギー政策の見直しや、東海第二の再稼働反対を公約に掲げるとした。

 すでに立民側に公認の依頼をしているという。公認が得られれば、正式に出馬表明したいとした。立民は「参院選の公認は、本部の常任幹事会で決定するが、まだ諮っていない」とした。 (山下葉月、鈴木学)

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報