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【東京】

都立高35校が3次募集 私立無償化影響か 94年度以降で最多

 都教育委員会は十六日、都立高校の二〇一八年度入試で定員割れがあったため、三十五校で三次募集を行うと発表した。現行制度となった一九九四年度以降で学校数は最多。都教委の担当者は「私立高校の実質無償化の影響で志願者が減った可能性がある」としている。これまでの最多は一六年度などの三校で、大幅に増えた。定員割れのうち全日制は三十一校四百三十三人、定時制は四校百六十八人。全日制は三次募集まで、定時制は四次募集まで。

 都は昨春から、年収七百六十万円未満の世帯を対象に、私立高校の平均授業料約四十四万円を上限に助成を始めた。それ以前は、生活保護世帯を対象に上限まで助成していた。

 小池百合子知事はこの日の定例記者会見で「家庭の経済状況に左右されず、希望する教育を受けられる意味で(私立高実質無償化の)方向性は正しいと思う。公立と私立の切磋琢磨(せっさたくま)につながるのでは」と述べた。

 全日制では、二月の一次募集で全体の約三割に当たる四十七校が定員割れだった。その後、定員割れや合格後に辞退者が出た五十一校で二次募集を行ったが、倍率は〇・六二倍にとどまった。 (川田篤志)

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