東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 高校野球大会・首都圏 > 神奈川 > 記事一覧 > 記事

ここから本文

【第100回全国高校野球選手権大会・神奈川】

<熱球譜>戻ってきた四番 安打を思い出に 湘南学院3年・舛谷竜雅選手

湘南学院−藤嶺藤沢 3回表に適時打を放った舛谷選手

写真

 試合が終わると、むせび泣く仲間の肩を抱いて、あいさつをするため、列の最後尾に並んだ。「一番後ろだと全員が見えて、声を掛けやすいんです」。周りを気遣う四番は球場の外でも笑顔で仲間を慰めていた。

 4点リードを許した三回表2死一、三塁のチャンスで打席が回ってきた。大会屈指の左腕・矢沢宏太投手の速球に振り遅れないよう「バットを短く持ってコンパクトに振った」。右前適時打となり、頼れる四番がチーム初得点を呼び込んだ。

 春の大会までは不動の四番だった。守りの野球を掲げるチームの中、肩を強くしようと遠投の練習をしすぎて肩を痛めた。五月は思うように練習ができず、今大会では五番と六番を任された。3回戦の大磯戦で2安打を放ち、好調をアピール。四番に戻ってきた。

 「いつもの四番で矢沢投手から安打を打てたのはいい思い出になった。悔いはない」。表情は晴れやかだった。 (鈴木弘人)

 

この記事を印刷する

PR情報