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【第100回全国高校野球選手権大会・神奈川】

<熱球譜>打倒強豪私立 後輩に託す 厚木3年・今敷竜大主将

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 春季大会の準優勝校相手に3打数2安打で意地を見せた。「負けることは一度も考えず、大声援の中で野球を楽しめた」と笑顔も見せつつ、「負けたのは悔しいです」と下唇をかんだ。

 「主将は柄ではない」と言う。入部後、週末の練習を休み、走り込みで力を抜くこともあった。それでも打撃力を買われ、昨夏は7番中堅手で出場。だが1回戦で散り、先輩たちが泣き崩れるのを見て「今まで何をしてきたのか」と自問、野球に本気で取り組もうと主将を志願した。

 それから練習を全力でやり、片付けなども率先してやるようになった。レギュラーと控え選手との間に溝が深まり、「自分が主将で本当に大丈夫なのか」と熊倉周平監督に相談することもあった。それでも「練習熱心で、背中で引っ張ってくれた」と熊倉監督が話すようにチームをまとめ上げ、公立校ながら16強まで仲間と勝ち上がった。

 「下級生にはいい投手と打者がそろっている。強豪私立に勝ってほしい」。後輩に夢を託した。 (鈴木弘人)

 

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