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【第100回全国高校野球選手権大会・神奈川】

<熱球譜>最後までしぶといプレー 星槎国際湘南3年・松下壮悟主将

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 変化球をすくい上げた打球はぐんぐん伸び、左中間スタンドに吸い込まれた。初回に先制の3点本塁打。大歓声の中、何度もガッツポーズをしながらベースを回った。

 180センチ、88キロの恵まれた体格とスイングスピードの速さが評価され、入学後すぐに4番に抜てきされた。高校通算本塁打40本以上を誇る。

 ところが今大会は、準々決勝までの5試合で長打は二塁打2本と、いまひとつ調子が上がらなかった。桐蔭学園を春夏合わせて10回、甲子園に導いた名将・土屋恵三郎監督はそれでも、「毎朝五時すぎから素振りをしているのを見てきた」と4番で使い続けた。

 主砲は指揮官の信頼を裏切らなかった。3点差の九回裏2死二、三塁の場面では直球をしぶとく右翼に運んだ。1点差に迫り、昨夏の王者・横浜をあと一歩のところまで追い詰めた。

 ノーシードで勝ち上がり、創部8年目で初の4強。「最後まで楽しめた」と話しながらも、「勝って、監督さんに恩返しをしたかった」と悔しがった。 (鈴木弘人)

 

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