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【第99回全国高校野球選手権大会・西東京】

早実・清宮 夏終わる 西東京代表は東海大菅生

東海大菅生戦の6回、捕邪飛に倒れる早実の清宮=神宮球場で

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 第99回全国高校野球選手権大会の地方大会は30日、2大会で決勝が行われ、大阪は今春の選抜大会で優勝した大阪桐蔭が大冠との接戦を10−8で制し、3年ぶり9度目の夏の甲子園出場を決めた。西東京は東海大菅生(すがお)が早実に6−2で勝ち、17年ぶり3度目の代表をつかんだ。

 宮城の準決勝は東北が八回コールドゲーム勝ちで決勝に進出。東陵−仙台育英は延長十五回2−2で引き分け再試合となった。

 長打力が注目を集める東京・早実の清宮幸太郎内野手が30日、東京・神宮球場で行われた全国選手権西東京大会決勝の東海大菅生戦で高校通算最多本塁打とされる記録を更新する108号を放つことはできなかった。早実は2−6で敗れ、甲子園大会出場を逃した。

 清宮は28日の準決勝で107号を打ち、2012年夏までに兵庫・神港学園の山本大貴がマークした最多記録に並んでいた。この日は「3番・一塁」で先発出場し、3打数1安打、1四球だった。

 今後はU−18(18歳以下)ワールドカップ(9月・カナダ)の日本代表に選出されれば、記録更新の可能性がある。練習試合を含んだ高校通算本塁打は公式なものではない。

◆守備悔やむ

 甲子園まであと一歩のところで最後の夏は終わった。清宮が悔やんだのは守備だった。1−1で迎えた五回2死一塁。三塁生沼のバウンドした送球を捕球できず、後ろにそらした(記録は三塁手の失策)。その間に一塁走者が生還し、勝ち越し点を許した。

 九回も1死一塁からゴロを捕球したが、一塁ベースカバーに入った投手へ悪送球してしまい、追加点を与えた。「(五回は)最後にバウンドが大きく跳ねて、グラブの土手に当たった。(三塁手は)1年だし捕ってあげたかった」

 打撃は3打数1安打、1四球。八回の第4打席には鋭い右前打を放ったが、新記録とされる108号本塁打は出なかった。この日は4打席すべて走者のいない場面。しかし、集中力は途切れなかった。「ランナーがいなくても自分の形で振れていたと思う」。自らの打席に悔いはない。

 注目の集まる進路については「まだこの先どうしようか、全然考えていない」と明言を避けた。「これからはさらにレベルが高くなる。(野球)人生は長いので、最後に良かったなと言えるような今日の負けにしたい」と決意を新たにした。 (森合正範)

 

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