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【第100回全国高校野球選手権大会・埼玉】

<熱球譜>チーム引っ張った副主将 早大本庄3年・斎藤竜登捕手

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 チーム最高成績県16強。決して実績があると言えないチームの守りの要は、強肩強打の逸材が担った。中学3年生の時、地元・本庄市の野球クラブで全国8強を成し遂げた四番・捕手には数々の強豪校からラブコールが届いた。胸にえんじ色が映えるユニホームを着たい一心で、強豪の誘いに目もくれず「自分がチームを引っ張っていく」と決意。その気持ちが空回りしてしまう。

 「つい言いすぎてしまって…」。中学時代のように厳しい言葉を飛ばすと、仲間がふてくされた。雰囲気を壊し、チームで浮いているのではないか。なかなか環境の変化になじめなかったが、注意の仕方を工夫。監督も「チームを引っ張る存在」と評価するようになった。

 副主将として迎えた最後の夏。チームは南北大会ながら、史上最高の8強進出。八回まで接戦を演じた古豪・上尾戦で、ピンチの度にマウンドに駆け寄り、優しく声をかける姿は、まさにチームの守護神だった。

 「強豪でやってみたい気持ちもあった。だけど自分の選択に悔いはないです」 (牧野新)

 

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