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【神奈川】

外国語メニューでおもてなしを 支援サイトで多言語翻訳 藤沢市と市観光協会

それぞれに多言語メニューを作成する飲食店関係者=藤沢市で

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 藤沢市と市観光協会は、江の島でセーリング競技が行われる2020年東京五輪に向け、外国人観光客の増加を見据え、市内の飲食店や土産物店を対象に多言語でのメニュー作成を支援するウェブサイトを開設した。サイトに店舗情報が掲載され、外部からの検索機能もある。市観光協会は「多くの店に参加してもらい、内容を充実させたい」と話している。 (吉岡潤)

 サイト名は「FUJISAWA Foodies(フーディーズ=食に関心が強い人たちの意味)」。英語、韓国語、中国語(簡体字、繁体字)、仏語、スペイン語、タイ語に対応。市観光課によると、飲食店のメニュー作成支援サイトは東京都、長崎市に続いて三番目で、土産物店のサイトは全国で初めてとなる。

 店名や電話番号、住所などを登録し、画面の指示に従って言語、料理名、食材などを入力すると自動的に翻訳される。オリジナル料理も可能で、写真も添えられる。アレルギーや宗教などに配慮し、食材や調理法を示す絵文字もある。印刷すれば店内で使え、外国人客が事前にサイトで見て来店することもできる。

 二〜三月にはメニュー作成の講習会が四回開かれ、飲食関係の七十店が参加。市や市観光協会と観光に関する連携協定を結んでいる多摩大の学生のサポートを受け、入力方法を学んだ。

 同市鵠沼海岸にある「栄太郎鮨」の佐々木亜姫(あき)さんは「先日も外国の方が来店され、メニューの説明に一苦労。言葉が通じないからと帰ってしまった方もいた。これは便利」と評価。他の参加者も「外部発注せずに無料で作成できるのはいい」と話した。

 一方で「料理内容をもっと正確に表現できないか」という注文も。ウェブサイトの構築に携わり、講師を務めたリクルートライフスタイル社の高橋佑司さんは「実際使うことで足りない部分が分かってくる。できるだけ要望に応じたい」と話した。

 

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