東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 神奈川 > 記事一覧 > 7月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【神奈川】

相模原殺傷事件 関連機関の情報共有へ 知事「措置入院」で改善策模索

 相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」で多数の入所者らが殺傷された事件で、黒岩祐治知事は27日の定例記者会見で、関係機関の情報共有について「徹底的に検証し、再発防止策を講じる」と話した。殺人未遂容疑で逮捕された植松聖容疑者(26)が措置入院から退院後、相模原市と同園、県、県警などの間で情報が共有されていなかったことなどを踏まえ、改善策を模索する。 (原昌志)

 黒岩知事は「(容疑者が)措置入院解除で退院したが、その情報が共有されていなかった。相模原市も政令市だから、県に伝えるルールはないが、こういうことが起きたことを踏まえて検証し改善しなくてはならない」と説明。「結果から見ると、措置解除は早すぎたとか思ってしまうが、人権問題にかかわる。極めて慎重に考えなくてはならない。専門家も含めながらあるべき姿を模索したい」と話した。

 情報共有によって予防につながった可能性については「今思えば何とか防げたのではという気持ちはあるが、ある種、確信を持った犯罪。絶対に防げたという自信はない。ただ、今後の再発防止の中では、情報共有をやることで少しでも減らす可能性に向け取り組みたい」と語った。

 県はこの日、県内の障害者入所施設などに対し、施錠や警察との連携など安全管理の徹底を求める通知を出した。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】

PR情報