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【神奈川】

県立図書館を来年度から7年で再整備 県教委方針

再整備される県立図書館。正面がモダニズム建築として評価が高い本館=横浜市西区で

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 横浜市西区紅葉ケ丘にある県立図書館について、県教育委員会は、一部建て替え方針を盛り込んだ「再整備に向けた基本的な考え方」をまとめた。来年度からおおむね七年で再整備し、老朽化の対策と収蔵能力の増強を図る。

 現図書館は一九五四年に開館。本館(地上二階・地下一階建て延べ約三千平方メートル)と新館(地上四階・地下三階建て同九千百平方メートル)、収蔵庫(地上三〜四階建て同三千平方メートル)からなり、建築から六十一〜二十七年たっている。開館当時に建てられた本館は、世界遺産登録された国立西洋美術館を設計したル・コルビュジエの弟子である前川国男氏の設計で、建築学会でもモダニズム建築として高い評価を得ている。

 再整備では、象徴的な本館は建物を残して内部を改修し、展示スペースや飲食コーナーを設けて人が訪れやすい施設とする。本館裏手にある新館は改修によって、新たに収蔵庫として位置付ける。敷地南側に建つ現在の収蔵庫は、建て替えて「新棟」とし、ゆとりある閲覧スペースをつくる。具体的な配置や整備内容は今後検討する。

 現在、同図書館は百三十六万冊を収蔵しているが、年間約二万冊ずつ増えており、このままでは十年ほどで収蔵限界を迎える。再整備によってこれを二十〜三十年分の蔵書増加に対応できるようにする。

 工事は開館しながら行い、基本的に休館はしない。まず収蔵庫を建て替え、新館と本館改修に順次着手する予定。 (原昌志)

 

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