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【神奈川】

初日の出、大山山頂で見てね 「おおやまめぐり」ガイドのアプリ開発

開発されたアプリ「おおやまめぐりガイド」=伊勢原市役所で

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 携帯片手に、県内で最も早い御来光を−。伊勢原市、秦野市、厚木市は、大山の観光情報や眺望ガイドなどを楽しめる携帯アプリを開発した。山頂にはWi−Fi(ワイファイ)利用スポットも整備。大山は、県内で最初に初日の出を拝めるポイントとしても知られており、元旦は、携帯を片手に山登りをする客も増えそうだ。 (布施谷航)

 開発したアプリは「おおやまめぐりガイド」。二〇一四年度から三市が協力して冊子で発行してきたが、毎年一万冊ずつ増刷するほど、人気が高かった。このため、携帯端末で気軽に楽しんでもらおうと、四月から業者を通じて開発してきた。利用は無料。近年増えている外国人客にも活用してもらおうと、英語、ハングルのほか、台湾や香港などで使われている繁体字、中国本土で使われている簡体字でも表示できる。

 アプリには、大山の見どころを教えてくれる「見どころ検索」や、山頂でかざすと、景色に「江の島」「東京タワー」「スカイツリー」などと位置や名称が表示される拡張現実(AR)機能がある。このほか、携帯端末の衛星利用測位システム(GPS)機能を使えば、登山中に「秋は紅葉が見頃です」「森林沿いに少し登ってから登山道に入ります」といった案内をしてくれる自動音声ガイダンス機能も付いている。

 伊勢原市商工観光振興課によると、大山日向地区の観光客は昨年度で百十一万人。年々増加傾向にある。大山は一五年、旅行ガイド「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で紹介されたほか、今年四月には「大山詣(まい)り」が「日本遺産」に認定されており、これまで以上に、国内外の観光客から注目されている。

 三市は、アプリで検索されたスポットを解析したり、外国語の利用者の内訳を分析することで、新たな観光政策の可能性も探る。

 また、十二月一日には大山山頂にWi−Fiスポットも設置。携帯で撮影した山頂の景色を、その場で送信することができるようになった。このため、同課は元日の朝には、県内で最も早く見られる相模湾から昇る初日の出を拝みに来る観光客も多い、とみている。

 初日の出は午前六時四十五分ごろ。ケーブルカーは、十二月三十一日は、午後五時まで通常運転。午後十一時四十分から一月一日午後五時半までは二十分間隔で運行を続ける。山頂は、ケーブルカー終点の「阿夫利(あふり)神社」駅から、登山道を一時間半ほど歩く必要がある。商工観光振興課の担当者は「しっかり準備をして楽しんでもらいたい」と話している。

 

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