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【神奈川】

心の病にリハビリ効果 「ソーシャルフットボール」楽しんで

プレーするFCぽるとの選手ら(提供写真)

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 精神障害者らによるフットサル「ソーシャルフットボール」の体験会が二月、川崎市川崎区で開かれる。このスポーツはボールを追い、互いに触れ合うことで心の病にもリハビリ効果が高いとされる。主催者は、その魅力を広く知ってもらいたいと考えており、参加者を募っている。(横井武昭)

 ソーシャルフットボールは、うつや統合失調症などの精神疾患や、アルコール依存症などを抱える人が男女一緒に行う。

 県ソーシャルフットボール協会などによると、大阪府内で二〇〇六年に初のチームが誕生。現在は国内に百五十チームほどあるという。

 ボールを通じて他者と自然な交流ができ、自信ややりがいを得ることで社会復帰のきっかけにもなるという。県内で活動するチーム「FCぽると」の鈴木仁さん(38)も、ソーシャルフットボールにやりがいを見いだした選手の一人。発達障害があるが「フットサルを楽しむうちにつらい思いが軽くなる」と語る。「チームメートとパスがつながったり、コミュニケーションを取る体験が自分にプラスになる。困難を抱えつつも前向きにいろいろなことにトライしている人が集まっていて刺激になる」

     ◇

 二月には川崎区内で国内の強豪チームが出場する関東大会も予定されている。この大会や体験会は、日本ソーシャルフットボール協会や県ソーシャルフットボール協会が主催する。川崎市の都市ブランド推進事業にも認定され、バックアップを受けている。

 体験会は、二月四日に富士通スタジアム川崎(川崎市川崎区富士見二)で開催。サッカーJ1・川崎フロンターレの育成普及コーチらが指導する。午前の部(九時半〜十一時半)では発達障害や知的障害のある子どもと親を、午後の部(正午〜二時半)は高校生以上の精神障害のある人を対象にする。未経験者や女性も参加できる。

 関東大会は、同二十五日、市立川崎高校体育館で行われる。FCぽるとを含め、神奈川県や東京都などの八チームが参加し、十月に愛媛県で開かれる全国大会への出場二枠をかけて戦う。一五年の全国大会では関東代表の二チームが優勝、準優勝しており、今回も日本代表選手らが参加するという。大会は自由に観覧できる。

 体験会の参加費は、午前の部が子ども三百円、親子で五百円。午後の部は三百円。事前申し込みをメール(port.football.club@gmail.com)で受け付けるほか、当日参加もできる。問い合わせは、県ソーシャルフットボール協会の佐藤将人さん=電090(7170)3629=へ。

 

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