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【神奈川】

「コロボックル物語」 児童文学作家 佐藤さとるさん知って

岡本さんの原画を前に佐藤さんの著書を手にする店主の伊東さん=横須賀市で

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 横須賀市出身の児童文学作家佐藤さとるさん(88)の著作と、その表紙絵や挿絵を描いた岡本順さんの原画を集めた展示会が、市内の児童書専門店カフェ「うみべのえほんや ツバメ号」(津久井一)で開かれている。二月十四日まで。入場無料。

 佐藤さんは、日本のファンタジー文学の第一人者。十歳まで横須賀市で過ごした。代表作「コロボックル物語」シリーズは、一九五九年の発表以来、累計三百万部を超す。

 佐藤さんの著作のほか、「わんぱく天国」や「宇宙からきたかんづめ」、「机の上の仙人」、「えんぴつ太郎のぼうけん」の四作の原画六十三点などを展示した。わんぱく天国は、佐藤さんが横須賀で過ごした子供時代を題材にしている。

 カフェの店主伊東ひろみさんは「ファンタジーだけれども、実際の出来事と思わすリアリズムが佐藤さんの作品の魅力。大人が読んでも楽しめる」と話す。

 コロボックル物語も横須賀を舞台にしており、伊東さんは「横須賀は物語を身をもって感じることができる場所。地元の子供たちに佐藤さんのことを知ってほしいし、誇りに思ってほしい」と願い、展示会を実現させた。

 佐藤さんは期間中の二月十三日に八十九歳の誕生日を迎える。カフェは、はがき大の用紙にイラストなどを添えたメッセージを訪問客に書いてもらい、本人にプレゼントするという。二月五日午後二時から市内の朗読グループによる佐藤さんの著作の朗読会も催す。

 営業時間は午前十時から午後七時。水曜と木曜日定休。京急津久井浜駅徒歩一分。問い合わせは、カフェ=電046(884)8661=へ。 (加藤寛太)

 

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