東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 神奈川 > 記事一覧 > 3月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【神奈川】

女性の政治分野進出 男女で認識に差 県内全議員アンケート

写真

 政治分野への女性進出について、県男女共同参画センターが県内の全国会議員と地方議員を対象に初のアンケートをしたところ、女性議員が増えることなどへの評価について、男性議員と女性議員で大きく認識が異なっていることが分かった。調査結果は、センターのウェブサイトなどで掲載されており、担当者は「女性の政治参加を進める上での問題提起ととらえてほしい」と話している。 (原昌志)

 昨年五月時点でセンターが調べたところ、女性議員の割合で最も高かったのは、葉山町議会と大磯町議会の50%。最も低かったのは清川村議会の0%だった。

 県内議員へのアンケートはセンターが昨年五〜七月にかけて実施した。当時、現職の国会議員と県市町村議員計九百十九人(男性七百三十三人、女性百八十六人)が対象で五百十一人(男性三百六十八人、女性百三十四人、性別無回答九人)から回答があった。今月一日に集計を発表した。

 「女性議員が増えること」について聞いた質問では、「できる限り速やかに増えた方が良い」と答えたのは女性議員が71・6%だったのに対し、男性議員は30・7%にとどまった。「必ずしも急ぐ必要はない」は女性議員21・6%、男性議員34・5%。「意識的に増やす必要はない」は女性議員が5・2%にすぎないが、男性議員は28・3%だった。

 ほかに都道府県議会の「女性議員の適切な割合」を聞く質問では、「五割程度」と回答したのは、女性議員が41%だったのに対し、男性議員は17・4%にとどまった。男性議員で最も多かったのは「割合は関係ない」の30・2%だった。国会や市町村議会についても同様に「適切な割合」を尋ねたところ、ほぼ同じ傾向だった。

 現状で女性議員が少ない理由については、複数選択で「議員活動と子育てや介護など家庭生活との両立が難しい」が最も多く、男女合計で70・1%の議員が選んだ。ただ男性が67・7%に対して、女性は約10ポイント多い76・1%で、より深刻にとらえていた。次いで「議員となって政治に参画しようとする女性が少ない」と選択した議員が合計で55%だったが、男女別では男性が58・2%、女性は46・3%となり、認識の開きが大きかった。

 調査結果の詳細は、センターのウェブサイトのほか、県内公立図書館などで閲覧できる。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報