東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 神奈川 > 記事一覧 > 4月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【神奈川】

棟方志功の版画すり替え 県が所蔵美術品点検へ

棟方志功の作品すり替え問題で謝罪した黒岩知事=県庁で

写真

 県民ホール(横浜市中区)で保管していた棟方志功の版画が、カラーコピーにすり替えられていた問題で、県は十八日、担当の文化課などでつくる再発防止の検討会議を開き、所蔵する美術品の一斉点検を行うことを決めた。

 同課によると、点検対象は、県が所有する絵画や彫像など重要物品(取得時の価格百万円以上)の美術品約七百点。保管状況を確認するほか、県立美術館、博物館の学芸員と専門家に協力してもらい、偽物ではないかなども確かめる。今回の作品すり替え問題の究明については、県があらためて書類の調査や関係者への聴取を行う。

 この問題で、県民ホールを管理する神奈川文化芸術財団は、二〇一四年五月に作品がコピーに替わっていたと把握したのにもかかわらず、公表などをしていなかった。県の担当者も情報を得ながら、対応しなかった。黒岩祐治知事は十八日の定例記者会見で「貴重な作品が盗難に遭った可能性があり、警察に対応してもらわなければならない出来事と思う。情報公開を全国に先駆けてやってきた県として、明らかにしなかったことはまずかった。県民におわびしたい」と述べた。 (原昌志)

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報