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【神奈川】

重い心臓病の川崎・佐々木あやめちゃん 両親ら米国での移植手術資金募る

あやめちゃんの心臓移植手術への協力を訴える佐々木幸輔さん(左)と妻沙織さん=県庁で

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 重い心臓病を患う川崎市川崎区の佐々木あやめちゃん(1つ)を救おうと、両親やその知人らが、米国で心臓移植手術をするための資金を募っている。国内では小さな子どもが移植手術を受けられる可能性は低く、父親の会社員幸輔さん(29)と母親の沙織さん(29)は「家族と過ごし、普通の生活に戻れるチャンスをください」と訴えている。

 あやめちゃんは生まれつき「左室心筋緻密化障害」という病気で、昨夏ごろから病状が悪化し、昨秋に埼玉医大国際医療センター(埼玉県)で補助人工心臓の装着手術を受けた。担当した同センター小児心臓外科の枡岡歩准教授によると、手術後は病状は安定しているが、人工心臓は血栓や感染症の危険性が常にあるため、できる限り早い移植が必要だという。

 国内では二〇一〇年に小児への臓器移植が可能になったが、今年三月時点で十歳未満への移植例は五件にとどまっている。あやめちゃんは入院生活を続けなければならず、幸輔さんと沙織さんは米国コロンビア大での移植手術を決意。ただ多額の費用がかかることから、二人の友人や知人らが支援に乗り出し「あやめちゃんを救う会」を結成、寄付を募ることになった。

 目標は手術費用や渡航費など三億一千万円で、半年間で集めたいという。二十六日に県庁で記者会見した幸輔さんと沙織さんは「とてつもない金額でみなさんの厚意にすがるしかない。身勝手なお願いですが、力を貸してほしい」と話した。

 問い合わせは救う会=電050(5242)2054(午前十時〜午後三時)=へ。 (原昌志)

 

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