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【神奈川】

田園都市線の駅名から花鳥風月を描く たまプラで作品展

連作「田園遊山」を前に話す齋藤悠紀さん=横浜市中区で

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 東急田園都市線の駅名からイメージした花鳥風月を銅版画で表現した齋藤(さいとう)悠紀さん(34)の作品展「野をしたむ」が6月1日から、横浜市青葉区の東急百貨店たまプラーザ店4階アートサロンで開かれる。県内では初めての個展。7日まで。

 齋藤さんはさいたま市緑区に在住。緻密な手作業で深淵(しんえん)な世界を刷り上げる作品を発表してきた。

 今回の「野をしたむ」は田園都市線に自然を連想させる「野」で終わる駅名が連なることに着目し、連作「田園遊山(ゆさん)」に取り組んだ。アザミの葉のトゲトゲから他を寄せ付けない強さと守るという意味を込めた「あざみ野」や、流水と一体化したサギが獲物の小魚を虎視眈々(たんたん)と狙う姿を描いた「鷺沼」などの作品だ。

 ほかに空に透けるクモの巣を天窓に見立てたり、七十二候(しちじゅうにこう)の季節からヒントを得たりした銅版画のほか、ガラス絵やコラージュなど計約50点を展示する。

 齋藤さんは「したむとは絞って滴らせることで、地元の人に愛されてきた駅名から心の内にわき上がる想(おも)いを凝縮して銅版画の世界に込めた」と話す。毎日在廊する予定。問い合わせは、同サロン=電045(903)2441=へ。 (野呂法夫)

 

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