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【神奈川】

やまゆり園再建「分散でも同一運営を」 家族会が県に要望

大月会長(左)から要望書を受け取る黒岩知事=県庁で

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 昨年七月に入所者十九人が殺害された県立知的障害者施設「津久井やまゆり園」(相模原市緑区)の再建基本構想案について、入所者の家族会は十一日、案の通り小規模施設を分散して建設した場合も、「運営する指定管理者は引き続き、かながわ共同会にしてほしい」などとする要望書を県に提出した。

 県が先月作成した基本構想案では、従来型の大規模施設を建てるのではなく、現地と仮移転先の「芹が谷園舎」(横浜市港南区)周辺に定員十人程度の小規模居住棟を複数建設するなどして百三十人分の定員を確保。運営を担うのは、現地はかながわ共同会、芹が谷は未定としている。

 家族会は「芹が谷の運営者も、かながわ共同会にすると基本構想に盛り込んでほしい」と要望。また芹が谷よりも、現地での整備を優先的に進めるよう求めた。

 家族会の大月和真会長(68)は取材に「かながわ共同会は(事件と仮移転を共にした)戦友。再建後の運営主体がどうなるのか、不安を払拭(ふっしょく)しないと先に進めない」と話した。

 黒岩祐治知事は「共同会が家族会に高い評価を受けているのは、ありがたいこと。実現できるように努力する」と述べた。

 基本構想案は開会中の県議会定例会に報告し、今回の要望書など関係者の意見を反映して十月に決定する。 (志村彰太)

 

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