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【神奈川】

語り描く 戦国期の港北区 来月28、29日 五大路子さんら楽劇

「まぼろしの篠原城」に出演する(左から)堀了介さん、五大路子さん、三橋貴風さん(五大さん提供)

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 戦国時代、現在の横浜市港北区を拠点にした地元豪族の人生を描く楽劇(がくげき)「まぼろしの篠原城」が十月二十八、二十九日、港北公会堂(同区大豆戸町)で上演される。男女十数人の登場人物を一人で演じる女優の五大路子さんは「戦にまみれた人々が何を学んだか。現代の安全保障を巡る議論にも通じる」と演技に込める思いを明かす。

 楽劇には五大さんのほか、元NHK交響楽団首席チェロ奏者の堀了介さん、尺八演奏家で紫綬褒章受章者の三橋貴風さんが出演。二人の和洋二種類の楽器演奏と、五大さんの多彩な声色で構成する。三人は区内在住で、同区に住む文化人や芸術家らが企画する「港北芸術祭」の二十五周年記念で上演する。

 篠原城は新横浜駅東側にあり、戦国時代に後北条氏の配下だった地元豪族・金子出雲が居城にしたと伝わる。楽劇は、豊臣秀吉の小田原攻めが近づく中、出雲が村人を守るために苦悩する姿を描き出す。

 「人が人の命を奪う戦国の世で、民を大事にする出雲の心情を伝えたい」と五大さん。「地元の歴史にも、今の社会に必要な視点が入っている」と解説する。

 二十八日は午後六時半、二十九日は午後二時開演。入場料は一般三千五百円(前売り二千五百円)、中学生以下千五百円(同千円)。

 問い合わせは港北区役所地域振興課=電045(540)2239=へ。 (梅野光春)

 

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