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【神奈川】

割安にお座敷遊びを 箱根の芸能組合、きょうから券販売

1万5000円で販売される2万円分のお座敷券

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 箱根町の芸者を束ねる箱根湯本芸能組合は一日から、一万五千円で二万円分の支払いができる割安なお座敷券を初めて販売する。千枚限定で、差額の五千円は町が負担する。

 お座敷券は十日から来年二月二十日まで、町内の四十八の旅館・ホテルで利用できる。電話注文のほか、箱根町湯本にある箱根湯本見番でも買える。購入は一人十枚まで。

 花代や玉代(ぎょくだい)と呼ばれる料金は、芸者一人当たり二時間で二万円程度。お座敷遊びの初心者を含め、利用客の裾野を広げ宿泊客を増やそうと町は本年度、箱根伝統芸能体験キャンペーン事業費七百万円を計上、芸能組合に事業を委託した。

 組合広報の竹沢政子さん(54)は「初めての人にもお座敷文化を知ってもらいたい」と話す。

 宿泊客と日帰り客の割合が半々のライバル熱海温泉(静岡県)に比べ、箱根温泉は日帰り客が多く、宿泊客は二割にすぎない。ピークの三十年前に四百五十人いた芸者は近年、百五十人前後で推移している。

 全国でも珍しいこの割引券は隣の湯河原町が二〇一五年度にスタート。湯河原温泉の宿泊客が芸者を呼ぶ割合は以降、前年度比20〜30%ずつ増えており、箱根町も実施することにした。

 申し込み、問い合わせは箱根湯本見番=電0460(85)5338=へ。 (西岡聖雄)

 

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