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【神奈川】

川崎市選管てんてこ舞い 市長、市議補選に衆院選重なり

衆院が解散された9月28日、午後8時近くになっても、職員12人が全員残っていた選管事務局=川崎区で

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 川崎市長選、市議川崎区補選、衆院選はいずれも二十二日に投開票が行われる。市選挙管理委員会は三つの選挙が重なったことで経費の節約につながるとしているが、開票作業にあたる職員配置の見直しを迫られるなど慌ただしさを増している。 (小形佳奈)

 「(市長選は)衆院選との同日選も念頭に準備してきたが、重なる可能性は低いのでは」

 九月十四日、市役所で開かれた市長選立候補予定者の事前説明会。届け出のやり方などについて市選管から説明があり、終了後、市の宮川潔選挙課長はこう漏らした。

 しかし十六、十七、十八日の三連休、解散風が突然吹き荒れた。市選管は市長選に向けて八月から休日返上で準備。そこに衆院選が加わり、投票所入場券の作り直し、ポスター掲示場の発注、投票箱の手配、開票作業の職員配置の見直しなど、やることがさらに増え、職場に泊まり込む職員も出てきた。衆院が解散され、総選挙の日程が決まった九月二十八日には市選管の臨時の委員会が開かれ、必要な手続きや投票所入場券の様式、交付方法などに関する議案が審議された。

 市長選と衆院選を別々にやるのと比べ、人件費、投票所入場券の印刷代や郵送費が二重でかからない分、経費の節約になるという。ただ、衆院選に際して県選管とのやりとりが必要となるなど、一段と忙しくなりそう。衆院選でどの程度の人数が無所属で立候補するか見通しが立たないことなど、新党をめぐる動きも影響しているようだ。

 宮川課長は「公正公平な選挙の執行に向け、粛々と頑張るしかない」と話す。

■ ■

 選管の委員四人は、市議会が選挙で選んでいる。現委員は二人が元市議。事務局の市職員は、局長ら三人の管理職を含めて十二人で、選挙事務の管理、啓発などにあたる。

 選管は五月十五日、市長選と市議補選の投開票日を十月二十二日と決めた。だが、準備はその前から進めていた。

 今回の選挙からは投票受付システムが導入される。投票所で、これまで手作業で行っていた投票所入場券と名簿との対照作業がバーコードを読み取って瞬時にできるようになるという。昨年度から導入を念頭に先進地を視察、本年度に入ってからリースの手続き、職員研修などもしてきた。

 市長選の告示は八日、衆院選の公示は十日、市議補選の告示は十三日に迫っている。

 

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