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【神奈川】

江の島の風景を車いすから 藤沢湘南LCと東洋大生ら協力 高齢者ら20人招待

車いすのお年寄りをけん引する大学生ら=藤沢市の江の島で

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 急勾配がある藤沢市の江の島を車いす利用者にも楽しんでもらおうと、藤沢湘南ライオンズクラブ(LC)は6日、湘南地域に住む約20人の高齢者らを招待し、頂上部までの移動を支援した。

 同LCが10年前から企画しており、サービス介助士の資格を持つボランティア、東洋大の学生らが協力している。車いすにけん引ロープを付けて弁財天仲見世通りの坂を上り、江島神社前からは、車いすのまま軽自動車に乗って島の頂上に向かった。

 茅ケ崎市の鈴木洋子さん(83)は、病気のため6年ほど前から車いすの生活を送っている。同行した長女の久美子さん(55)は、展望灯台で海を眺める母の穏やかな表情を見ながら「以前は一緒にサイクリングで来ていた。懐かしく思っているでしょう」と話していた。

 同LCによると、島内の道は細いため、軽自動車2台で車いすを1台ずつピストン輸送すると、移動に1時間半以上かかる。また、島民の車との擦れ違いを整理する担当者や車いすを押す介助者など、スタッフには50人以上必要という。

 実行委員会事務局の伊沢憲二さんは「2020年の東京五輪に向けて、市民と行政が協力して江の島のバリアフリーを積極的に進められれば」と話していた。 (布施谷航)

 

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