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【神奈川】

漁業からたどる横浜の海 古文書や写真 横浜市西区で企画展

かつての富岡海岸の写真について解説する山口学芸員=横浜市西区で

写真

 江戸時代以降に横浜の漁場がどう変化したかや、江戸の食文化を紹介する企画展「江戸へ魚を送れ!−漁場としての横浜周辺の海」が横浜市西区の横浜みなと博物館で開かれている。十一月二十六日まで。

 横浜にも長年にわたる漁業の歴史があることを知ってもらおうと企画。江戸時代の横浜の漁業について記した古文書や、臨海開発で変化した海岸線の写真など計約二百点が並ぶ。

 横浜周辺でとれた魚は、速度が出るよう細く造られた「押送舟(おしおくりぶね)」で江戸へ運ばれた。江戸時代後期、生麦浦(現在の鶴見区生麦)の漁民が江戸城に魚を献上した記録が残っている。臨海開発前の一九六〇年代後半に空撮された富岡海岸(現在の金沢区)の写真では、のり養殖場と二つの漁港が確認できる。

 現在、市内には三つの漁港があり、カレイやタチウオなどが水揚げされている。山口祐輝学芸員(51)は「横浜には江戸の食文化を支えていた歴史があることを知ってほしい」と話す。入館料は一般二百円、小中高生・六十五歳以上百円。月曜休館。

 関連企画として十一月四日午後一時半から、同館隣の日本丸訓練センターで、東京海洋大名誉博士のさかなクンによる教室「ギョギョッと!豊かな東京湾の魚たち」が開催される。

 対象は小学生と保護者。参加費は大人千円、小学生五百円。往復はがきに参加者全員の住所、氏名、学年、電話番号、行事名を記入し、〒220 0012 西区みなとみらい2の1の1、横浜みなと博物館宛てに送る。二十五日必着。定員二百人で応募多数の場合は抽選。問い合わせは同館=電045(221)0280=へ。 (鈴木弘人)

 

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