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【神奈川】

サロンカー見学、南仏思う ラリック美術館 別料金なし 弁当販売も

展示されている、特急コート・ダジュール号のサロンカー

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 かつての欧州の豪華列車「特急コート・ダジュール号」のサロンカー(一九二九年製)を展示している箱根ラリック美術館(箱根町仙石原)は十一月二十六日まで、企画展「ラリックの夢をのせて 豪華列車が旅した南フランス」を開いている。期間中、通常はティーセット付き二千百円の別料金が必要なサロンカーを千五百円の入館料だけで見学できる。

 当時最速だった「パリからニースまで十四時間」を売りにしたコート・ダジュール号は、高級保養地のカンヌやモナコ、モンテカルロにも止まる人気列車だった。サロンカーでは富裕層がうたげを催し、高級ホテルのような内装はフランスの工芸作家ルネ・ラリック(一八六〇〜一九四五年)が手掛けた。

 企画展ではエスカルゴをイメージした花器、ブドウをモチーフにしたランプなど沿線にまつわるラリック作品七十点を並べた。当時の鉄道ポスターや開通式の記念品もある。

 土日祝日限定で、特製弁当(千二百円)をサロンカーの座席で食べられる。日本の駅弁文化を紹介するコレクション展も開催中。山口県から来たセラピスト原田知枝さん(50)は「六月に南仏に行き、いつかはサロンカーに乗りたいと思っていた」と喜んでいた。

 問い合わせは美術館=電0460(84)2255=へ。 (西岡聖雄)

 

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