東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 神奈川 > 記事一覧 > 10月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【神奈川】

<衆院選>選挙サンデー 「あと一週間」雨中訴え

4区 横浜市栄区、鎌倉・逗子市、葉山町

写真

 今回の衆院選で唯一の日曜日となった十五日、急な冷え込みと雨空にもかかわらず、県内の候補者たちは街頭演説や集会を開き、「あと一週間が勝負」などと訴えた。「保守分裂」に、二つの新党が入り込む構図となった4区(横浜市栄区、鎌倉市など)では、党幹部らも応援に駆けつけ、舌戦を繰り広げた。(衆院選取材班)

 「政党を巡るドラマを見せられて、どこに投票するか迷う人が多いでしょう。今回は政権選択ではなく、人で選ぶ選挙だ」。無所属前職の浅尾慶一郎さんは、大船駅前の演説で有権者に語りかけた。他陣営の批判は控えながら、地元活動を長く続けてきた自らへの支持を呼びかけた。

 「政党を巡るドラマ」とは、公示前の二つの出来事を指す。一つは野党再編で希望と立憲民主が誕生したこと。もう一つは浅尾さんが自民に入党し、自民公認の前職山本朋広さんと対決する「保守分裂」になったことだ。入党は党本部主導で、県連の意向に反する。浅尾さんは「自民党員の無所属候補」となり、事態を分かりにくくしている。

 山本さんのもとには党幹部らが連日訪れ、てこ入れを図る。「今回は一時、比例重複立候補できないかも」と危ぶまれただけに、背水の陣を敷く。十五日は千葉県の森田健作知事が駆けつけ「4区で唯一の自民公認候補」と強調。小野寺五典防衛相も応援に来た。

 「保守分裂」を横目に、立憲民主の新人早稲田夕季さんは「ぽっかり空いた中道と左派」を狙って支持拡大を急ぐ。市議、県議を計十二年間務め、地元を誰よりも知るとの自負がある。同日は鎌倉市の大船仲通り商店街を練り歩き「ぶれない早稲田、貫く早稲田」と声を張り上げた。

 公示直前に出馬が決まった希望の新人風間法子さんは同日、街宣車で横浜市栄区を回って知名度向上を図った。選挙ポスターは小池百合子代表とのツーショット。取材に「街頭で多くの人が『希望知ってる』と激励してくれる。期待を感じる」と手応えを語った。

 ある陣営幹部は「四人のうち抜け出した候補者はいない」と話す。報道各社の世論調査では、浅尾さん、山本さん、早稲田さんが横一線で「三つどもえ」の様相を呈している。

 4区の「大票田」大船仲通り商店街ではこの日、三つどもえを象徴する場面も。赤をイメージカラーにする山本さん、青の浅尾さん、黄の早稲田さんの三陣営が交差した。それぞれ「支持をよろしく」などと訴えながら「互いに頑張りましょう」とエール。冷たい雨の中、熱い火花を散らした。

◆4区

山本朋広42 防衛副大臣 自<前><3> =公

早稲田夕季58 (元)県議 立新 

浅尾慶一郎53 (元)みんなの党代表 無前<3>

風間法子47 (元)会社員 希新 

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報