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【神奈川】

<川崎市長選>選挙事務を就業体験 大学生12人 街頭啓発や期日前受け付け

投票を呼びかける田城さん(右端)と着ぐるみに入った芝田さん=幸区で

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 川崎市は若年層への選挙啓発の一環として、学生が選挙事務に携わるインターンシップ(就業体験)の機会を設けている。今回の市長選と衆院選では日本大と専修大の計12人が、市内7区の選挙管理委員会に分かれて参加。街頭啓発や期日前投票所での受け付けなどを体験した。(小形佳奈、大平樹)

 市長選が告示された八日、幸区の市立看護短期大学で開かれた大学祭。日大法学部三年の男子学生二人が短大生らに投票を呼びかけた。

 公益財団法人「明るい選挙推進協会」のイメージキャラクター「選挙のめいすいくん」の着ぐるみに入った芝田輝亮さん(20)=東京都大田区=は、短大生から「かわいい」と記念撮影を求められるなど大忙し。「選挙への関心は低いと思っていたけど、反応が良くて驚いた」と、汗をぬぐった。

 青色の法被姿で啓発グッズの文房具とポケットティッシュを配った田城裕久さん(20)=中原区=は、市長選の投票は今回が初めてとなる。「市役所が選挙に関する業務をどう行っているのか知りたかった。選挙を身近に感じることができた」

 麻生区役所に設けられた期日前投票所では十五日、専修大経済学部三年の大瀬浩平さん(21)=同区=と、宮本大二朗さん(21)=多摩区=が受付に座った。

 宮本さんは八日に行われた区民まつり会場で、市長選を告げるのぼり旗を持って啓発用のティッシュ配りをしたという。「事務職の公務員はずっとパソコンの前に座っているイメージ。啓発も選管職員の仕事だとは知らなかった」

 学生たちの中には公務員志望者も多い。就職を見据えて積極的に参加したものの、政治参加に関しては「住民票を実家に置いているため、まだ投票したことがない」と打ち明ける人も。

 幸区選管の担当者は「今の大学三年生は、高校卒業後に十八歳選挙権が導入されたため、高校でそうした授業を受けておらず、それ以降の学生との温度差はあるかもしれない」と分析する。一方で「時間を割いて期日前投票に足を運ぶ有権者を直に見ることで、一票の重みをより感じてくれているようだ」と話した。

 

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