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【神奈川】

<川崎市長選>雨の中 3候補最後の訴え

 任期満了に伴う川崎市長選は二十二日、投開票される。現職の一期四年の評価を主な争点に、現職と新人二人の合わせて三候補が二週間の選挙戦を展開してきた。最終日の二十一日はあいにくの空模様となったが、三候補は住宅街に選挙カーを走らせたり、駅頭で声を上げたりして支持を訴えた。 (小形佳奈、大平樹、山本哲正)

(届け出順)

吉沢章子(よしざわ・あきこ)さん(53) 無新

 初の女性市長送り出して 

 吉沢さんは、武蔵小杉、川崎、登戸などの乗換駅を中心に駅前を回り、買い物客らに支持を呼びかけた。

 午後六時すぎ、登戸駅前での街頭演説では「無駄遣いが横行している。このままでは将来の子どもたちにツケを残す。今やらなければ間に合わない」と現職の財政運営を批判し、財政健全化に取り組む姿勢を強調した。「退路を断って臨んだ。まったくの無所属でしがらみはない。政治は一部の業界団体のものではない。市民に市政を取り戻す」と声をからした。地元とあって「登戸で生まれ、多摩区で育った。初の女性市長を送り出してほしい」と支持を呼びかけた。民進党の青山圭一県議(多摩区)も応援に駆けつけた。

<公約>▽しがらみのない政治▽川崎版子育てモデルで多様な子育てを支援▽災害死0を目指す▽川崎大改革!

福田紀彦(ふくだ・のりひこ)さん(45) 無現<1>

 市民の支援で政策進める  

 福田さんはこの日、街宣車から手を振ったり、支援者を訪ね歩いたりして、市内全域で最後の支持拡大に努めた。

 衆院選と重なったことに加え、後半戦は雨続きで「朝夕の駅頭は場所の奪い合いだった」と陣営幹部。選挙戦を通して昼間は駅から離れた住宅街や商店街を回った。日に十カ所程度、一期目の子育て支援策の成果や経済施策を訴える「青空集会」を展開。本人も「かなり手応えを感じた」と胸を張る。最後の街頭演説となった高津区の溝口駅前キラリデッキでは、集まった聴衆を前に「市民のご支援があって、一つ一つの政策が実行できた。これからもみなさんと川崎を先へ進めていきたい」と支持を訴えた。

<公約>待機児童対策や入院医療費の所得制限廃止等子育て支援策の充実や独自の文化・スポーツ振興策に注力。緑化や多摩川、公園の価値向上にも力点

市古博一(いちこ・ひろかず)さん(69) 無新=共

 市民最優先の市政つくる

 市古さんは午前中、地元中原区の平間駅近くでマイクを握った。その後、街宣カーで登戸駅(多摩区)に移動。南武線に乗って川崎駅方向へと向かった。主要な駅で降り立ち、「市民生活最優先の市政をつくる仕事をさせてください」と訴えた。

 「市民が求めていない大規模な開発をやめれば、市民生活が向上する施策を進められる」と話し、市長に就任したら一年目に認可保育所を二十五カ所増やし、商店街の支援を進めると強調。支援者らも「あと一歩。支持を広げて」と声をからした。陣営幹部は「候補者は教員生活が長く、街頭に立つと教え子たちが声を掛けてくれて、温かさを感じた。頑張れば勝てる」と手応えを語った。

<公約>(1)中学・高校生まで所得制限なしで医療費無料化(2)30人以下学級の実施(3)学校給食の無償化(4)介護保険料の引き下げ(5)特養ホーム50カ所増設

 

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