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【神奈川】

川崎市長選 「公約の施策を履行」 福田さん当選一夜明け 2期目に意欲示す

 川崎市長選で再選を果たした福田紀彦さんは二十三日、市役所で記者会見し、「マニフェスト(公約)に掲げた施策を一つずつ履行していく」などと、二期目に向けて意欲を見せた。 (小形佳奈)

 会見で福田さんは選挙を振り返り、「四十万を超える多くの皆さんから、ご支援を頂いたことに感謝しています」と述べた。

 早急に着手する施策として、マンション内に保育施設を設ける際の容積緩和や、競輪・競馬の収益金をあてる「子ども・若者応援基金」の創設を挙げた。また、あらゆる差別の根絶を目指す条例制定については「議会提案の前に、議員にもさまざまな思いがあるので、なるべく早く意見を交換していきたい」と話した。

 その後、市役所講堂に部長職以上の職員百十六人を集めた再選後初のあいさつでは「いい仕事は、いい職場環境でしか生まれない。組織の力を合わせて最大限の力を発揮できるよう、日々実践を」と呼び掛けた。

 会見に先立ち、福田さんは市役所で当選証書を受け、市選挙管理委員会の笠原勝利委員長から「有権者の熱い思いをしっかり受け止め、よりよい川崎市の実現に向けて活躍して」と激励された。

◆落選の2人 敗戦の弁

 二十二日投開票された川崎市長選で、いずれも無所属で出馬して落選した元市議の吉沢章子さん(53)と、市民団体役員の市古博一さん(69)=共産推薦=が二十三日、それぞれ敗戦の弁を述べた。

 吉沢さんは、本紙の取材に「不徳のいたすところ。多くの市民に負託をいただいたが、大変申し訳ない」と語った。「準備期間が短かった。(当選した)福田紀彦さんは準備万端で、組織力を感じた」と出遅れを悔やんだ。

 市古さんは取材に文書で回答。「結果は残念だった」とした上で、認可保育所や特別養護老人ホームなどの不足を訴えた選挙戦を通じて「市政を市民本位に変えていく運動に、明確な指針を持つことができた」として、次回の市長選に向けて市民運動を続けていく考えを明らかにした。 (大平樹)

 

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