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【神奈川】

集落防衛「環濠」を公開 国史跡、綾瀬の神崎遺跡で3、4日

3、4日に公開される環濠=綾瀬市で

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 綾瀬市吉岡の国指定史跡・神崎遺跡公園にある「環濠(かんごう)」の一部が三、四日午前九時〜午後三時に一般公開される。環濠は千八百年前の弥生時代後期、集落防衛のために掘られた溝。普段は保存のため発泡スチロールなどを詰めており、公開は二〇一三年以来。

 神崎遺跡は南北百三メートル、東西六十五メートルの集落跡。一九八九年に周囲二百七十メートル、深さ最大約二メートルのV字形の環濠と十八の竪穴住居跡が見つかり、土器や砥石(といし)も出土した。二〇一一年に国指定史跡になり、今年四月に歴史公園として整備されたのを機に価値をあらためて知ってもらおうと、文化庁の許可を得て公開することにした。

 環濠がV字形なのは、敵が上がってこられないようにするためだったとみられる。十月三十一日に現地であった報道機関向けの説明会で、市生涯学習課の井上洋一主幹(55)は「足を前後に並べなければ立てないほど狭く、動きにくい。濠も斜めに掘られていて武器などを持って駆け上がるのは難しいだろう」と話した。

 希望者は直接現地へ。問い合わせは市神崎遺跡資料館=電0467(77)0841=へ。 (井上靖史)

 

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