東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 神奈川 > 記事一覧 > 11月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【神奈川】

川崎良くしたい高校生 集まれ 市とNPOが「未来プロジェクト」

「リスナーには見えないけど」と言いながらハロウィーンを意識した髪飾りでオンエアに臨む水谷さん(中央)=中原区で

写真

 高校生のキャリア学習プログラムなどを手掛けるNPO法人「カタリバ」と川崎市が、川崎を良くする企画を考えたり、実践したりする「川崎ワカモノ未来プロジェクト2017」に参加する高校生を募集している。昨年度に続き2回目。初回の参加者の中には、将来の夢に向けて前進している大学生の姿も見られる。 (小形佳奈)

 本年度のプロジェクトは二十三日から始まる。参加者は、市職員やスタッフの大学生から、市の課題や魅力のほか、やりたいことを行動に移すコツなどを教わる。そして自分たちが未来の川崎のために何ができるかアイデアを出し合うなど話し合いを進める。その後、約二カ月かけ、大学生らの助言を受けながら実行に移し、来年二月、市役所で成果を発表する予定。

 初回となった昨年度のプロジェクトに参加した多摩区の大学一年、水谷涼香さん(19)は、十月から毎週木曜夕方、かわさきFM(中原区)で三十分間のラジオ番組を始めた。高校時代に放送部で共に活動した三人も一緒で、季節の話題などを取り上げながら、おしゃべりをする。

 水谷さんは中学二年の時、途上国の貧しい子どもたちを支援する非政府組織(NGO)から派遣されてカンボジアに行った。帰国後、現地での体験を周囲に話すと級友らが興味を持って聞いてくれた。伝える力を磨きたいと、放送部の活動が盛んな高校に進んだ。

 プロジェクトの発表会で「川崎を舞台に、話す楽しさを人に伝えたい」と発言。これがきっかけで、ラジオ番組を持つことになった。ゲスト出演を断られることもあるが「ラジオをやらなければなかった出会いや気づきがたくさんある」と前向きだ。

 水谷さんはプロジェクトについて「自分の思いを人に明かすのは勇気が必要だったけど、カタリバスタッフの大学生と話すうちに本当にやりたいことが何かを考えられるようになった」と話す。現在は「言語表現の楽しさを伝える仕事をしたい」と考えている。

 プロジェクトは、川崎市の街づくりに関心のある高校生なら誰でも参加できる。参加無料。カタリバのホームページ(「ワカモノ 未来」で検索)から事前申し込みが必要。問い合わせは川崎市市民文化局協働・連携推進課=電044(200)2094=へ。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報