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【神奈川】

ベルマーレ J2Vは通過点 秋野選手加入で変化

チームにも変化をもたらした秋野央樹選手(左)=先月29日、平塚市で(湘南ベルマーレ提供)

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 10月29日のファジアーノ岡山戦で引き分けて勝ち点1を上積みした湘南ベルマーレは、3試合を残してJ2優勝を確定させた。数字だけ見れば順調にたどり着いた結果のように見えるかもしれないが、多くの方の支えがあってこそ成し遂げられた順位であり、あらためて感謝申し上げたい。

 今季加入したMF秋野央樹(ひろき)にとって、この10カ月余りはさまざまな体験に満ちた濃密な時間だった。もう一度自分を成長させたいとJ1柏レイソルから期限付き移籍で加入を決め、40試合を終えた時点で36試合に出場し4得点をマーク。ピッチ中央で精度高くパスを出していた印象の強い柏時代と異なり、ゴール前で得点に絡むプレーが増えた。

 「一人一人がチームのことをすごく考えている」。そのチームカラーに触発され、試合やチームの状況を見極めながらプレーできるようになったと、自らの変化を振り返る。

 秋野の加入で変化したのは本人だけではない。選手がそれぞれ思考を凝らして表現する湘南のサッカーにも新たな一面が加わった。「緩急」の「急」のイメージが強かったスタイルに、「緩」も必要だとプレーで示したのは秋野だった。

 「湘南は縦にスピードアップする能力はJリーグの中でもトップレベル。それを最大限に生かすためにもメリハリをつけることが大事」。自身をチームカラーに染めることと、自身の考えをチームに浸透させるはざまで苦心しながらも、新たな姿をピッチで表現し続けた。「チームに少し影響を与えられたかなと思っています」

 毎週試合が続くタフなシーズンも、いよいよ終わりが近づいてきた。変化に富んだ1年は「自分のサッカー人生を振り返った時に、間違いなくターニングポイントだったと言えるシーズンになる」(秋野)。そして、こうも続ける。「そう胸を張って言えるかどうかは、これからの自分の行動次第。J2優勝は達成できたけど、大きなものをつかんだわけではない。一つの通過点として、満足することなくこれからも続けていきたい」 (吉川真行=湘南ベルマーレ広報)

 

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