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【神奈川】

「若い執筆陣入れ 頑張る」 硬派言論誌「アーク」創刊15周年

最新号について「充実した誌面に仕上がった」と話す東郷礼子さん

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 川崎市高津区の出版社が手掛ける硬派言論誌「arc(アーク)」の最新号が発刊された。NHKの番組「クローズアップ現代」のキャスターを務めた国谷裕子さんのインタビューなどを掲載。創刊15周年の記念号で、編集長の東郷礼子さん(72)は「若い執筆陣を入れながら、頑張りたい」と話している。 (山本哲正)

 同誌は、企業のパンフレットの編集などに携わってきた東郷さんが、「視点を明確にした雑誌を出したい」と出版社「レイライン」を設立し、二〇〇二年、季刊誌として発行が始まった。〇九年から年一回刊行している。

 東郷さんは、著書を読んで共鳴した人たちなどと交流を深め、執筆陣を充実させ、インタビューを重ねてきた。格差・貧困の問題を取材してきた作家の雨宮処凛(かりん)さんや、同志社大教授の浜矩子さんらがエッセーを寄せてきた。東郷さんは「(思想家の)内田樹さんは『アークでしか書けないことを書く』と共感してくれている」と話す。

 最新号では、国谷さんにインタビューして政治から環境問題まで考えを聞いた。また、東京工業大教授の中島岳志さんと東郷さんが対談。リベラルと保守について語り合った。

 東郷さんは「発刊当時の動機にあった『社会はこのままいくとどうなるか』という危機感が、実際のものになりつつある」と話す。最新号は税別千二百円。問い合わせはレイライン=電044(788)6814=へ。

 

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