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【神奈川】

障害者の外出 もっと便利に 横浜のNPO 情報誌改訂へ

昨年発行された「お出かけ便利帳」の改訂版と、「お出かけ情報版」の中・西区版

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 身体・知的障害者らが通学や余暇などで外出する際に支援をするNPO法人「横浜移動サービス協議会」(横浜市中区)が、同様の事業をしている団体を紹介するなどした情報誌の改訂版を12月に出す。2006年の発行以来、利用者に好評で、さらなる利便性向上を目指す。 (志村彰太)

 協議会は〇〇年、介護保険制度の開始を機に設立。障害者の外出に付き添って移動を手助けしたり、福祉車両で学校や作業所、買い物先などへ送迎したりしている。

 「活動期間が長く、広いネットワークがある」(山野上啓子副理事長)ことから、その情報網を生かし〇六年、市内八十団体の情報を載せた「お出かけ便利帳」を発行。一二年には、バリアフリーで行ける市内全域の観光地や商業施設をまとめた、便利帳の「お出かけ情報版」を作った。

 両誌とも区役所や障害者施設、介護施設などに提供したところ、「支援団体の情報が網羅され、辞書のように使える」「障害のある子どもを連れて外出する際に便利」など評判に。

 昨年、「便利帳」を改訂し、掲載団体を三百に増やした。「情報版」も地域別に編集し直すことになり、第一弾として「中・西区版」が完成。大さん橋や横浜赤レンガ倉庫などのバリアフリー情報や見どころ、編集に携わった障害者の「辛口コメント」を掲載した。トイレのドアノブの向きまで記し、山野上さんは「当事者が本当に欲しい情報が入っている」と胸を張る。

 十二月に出すのは、「便利帳」の再改訂版と「情報版」の磯子区版、都筑区版。磯子区版は商店街を特集し、都筑区版はデートに使える散策コースを掲載。各二千部印刷し、関係先に配布する。一般には「便利帳」八百円、「情報版」四百円で販売する。

 協議会は発行費用を募るため十二月二十三日午後一〜四時、市健康福祉総合センター(中区)で「チャレンジ・ド・コンサート」を開く。参加無料で、障害の有無にかかわらず楽しめる内容になっている。会場で募金を集める。問い合わせは協議会=電045(212)2863=へ。

 

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