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【神奈川】

はぐれザル?市街地に 平塚→横浜→三浦で目撃情報相次ぐ

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 県内の市街地で十月中旬以降、サルの目撃情報が相次いでいる。県などによると、複数のサルが人里に下りてきているのではなく、一頭が各地で発見されていると考えられる。県の担当者は「群れから離れて迷子になった、はぐれザルではないか。見つけても刺激せず、最寄りの行政機関に知らせてほしい」と話している。 (志村彰太)

 丹沢や箱根などの山麓部に生息する雄とみられ、目撃情報によると体長は一メートルに満たない。若い雄は群れを飛び出して放浪することがあり、県内では二〇一〇年に川崎市の複数の場所で、一三年には横浜市や三浦市などでも目撃されている。

 今回は十月十七日、平塚市めぐみが丘で最初に目撃。しばらく市内をうろついた後に北上し、二十四日に厚木市戸田に出現。そこから東に進路を変え、二十八日に横浜市旭区金ケ谷に至って、また方向転換。三十日に同市南区六ツ川に着いた後は南へまっしぐら。十一月二日に逗子市などを通過し、五日以降は三浦市に「滞在」している。

 横浜市動物園課は「さまよっている感じを見ると、居場所を探しているのだろう」と分析する。ニホンザルが餌を求めて人里に来る時は、生息地に近い山間部の集落に群れで訪れる。このサルは市街地の幹線道を歩いている姿の目撃がほとんどで、農作物が荒らされたとの情報もない。

 三浦市には、落ちていた柿やミカンを食べていたとの情報が寄せられている。むやみに近づくと襲われる恐れがあり、市の担当者は「かわいそうに見えても餌はあげないで」と注意喚起する。他にも「追い回さない」「目を合わせない」「家の窓は閉める」ことなどを呼び掛ける。捕獲しようとせず、元の生息地に帰るのを待つのが得策だという。

 

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