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【神奈川】

横浜市指定文化財に2点 西方寺の仏像、龍華寺の仏画

横浜市指定文化財に決まった「木造十一面観音菩薩立像」(株式会社明古堂提供)

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 本年度の横浜市指定文化財が、西方寺(さいほうじ)(港北区)の仏像「木造十一面観音菩薩(ぼさつ)立像」と、龍華寺(りゅうげじ)(金沢区)の仏画「絹本著色釈迦(しゃか)十八天像」の二点に決まった。二十五日に市歴史博物館(都筑区)で始まる「市指定・登録文化財展」で公開(仏画は写真展示)される。

 木造十一面観音菩薩立像は、西方寺観音堂の本尊で高さ百六センチ。素朴な表情や、衣の彫りの浅さから、平安時代後期(十二世紀ごろ)の作とされる。二〇一一年の東日本大震災で、脚部が折れる損傷を受けた後、修復された。

「絹本著色釈迦十八天像」(県立金沢文庫提供)

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 仏画は高さ百三十センチで、鎌倉時代後期の作とみられる。国の安定などを願う「金光明最勝王経(こんこうみょうさいしょうおうきょう)」の法会で使われた。市内で鎌倉時代までさかのぼる仏画は珍しいとして選定された。

 市歴史博物館の展示は、来年一月八日まで。木造十一面観音菩薩立像が西方寺の外で開帳されるのは、初めてで「門外不出の秘仏をぜひ見てほしい」と井上攻(おさむ)副館長。会場には、今年九月に国の重要文化財に指定された帆船「日本丸」の航海日誌なども合わせて公開する。観覧料は二百円(高校生以下無料)。問い合わせは同館=電045(912)7777=へ。 (梅野光春)

 

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