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【神奈川】

自ら栽培のサツマイモでスイーツ完成 市内 和菓子店後継者ら

自分たちで栽培したサツマイモを使った和菓子をPRする笹原さん(左から3人目)ら青年部のメンバー=市役所で

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 川崎市内の和菓子店の後継者らでつくる「川崎市菓子協議会青年部」が、自らも参加して横浜市内の畑で栽培したサツマイモを使ったスイートポテトやどら焼きなどの和菓子を作った。参加各店で18日から販売する。 (小形佳奈)

 参加したのは、川崎市川崎区の明志屋、幸区の吉田屋、新岩城菓子舗、中原区の桔梗屋、和菓子青柳、水月堂、菓子処おかふじ、仙臺屋総本店の八店。

 青年部では三年前から、県内の農産物を使った和菓子作りに取り組んでいる。同部長の笹原悟さん(54)によると、これまでに足柄茶や県特産のかんきつ・湘南ゴールド、三浦市産のトウモロコシを使った商品を開発しており、「湘南ゴールドわらび餅」「とうもろこしパン」など季節の定番商品も生まれたという。

 昨年からは、農家の協力で自分たちも種まきや収穫に関わるようになった。

 今年は和菓子の素材としてなじみ深いサツマイモに挑戦した。甘さとねっとりした食感が特徴の「紅はるか」を選び、横浜市瀬谷区の農園で四月から十月まで苗植えや草むしり、収穫を行った。

 いもあんを三日間蜜に漬けた角切りの紅はるかでくるんだ「黄金かのこ」(吉田屋)、白あんや米粉などを蒸した生地に細く搾り出したいもあんを載せた「芋ンブラン」(桔梗屋)など、製法にもネーミングにも工夫を凝らした。価格は一つ八十六〜六百円(税込み)。

 笹原さんは「夏の草むしりが一番大変だった。お客さまに、自分たちが植えたものが商品になるまでの苦労話をしながら地産地消をアピールできたら」と話す。問い合わせは、水月堂の笹原さん=電044(766)4460=へ。

 

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