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【神奈川】

中高生の「氷上戯画」彩る 横浜隼人中・高美術部員「アートリンク」に作品

「氷上戯画」の原画を制作する美術部員たち=横浜市瀬谷区の横浜隼人中学・高校で

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 スケートを楽しみながら美術に触れる「アートリンクin横浜赤レンガ倉庫」(横浜市中区)が、十二月二日にオープンする。十三回目の今年は、横浜隼人中学・高校の美術部員三十人が「氷上戯画」と銘打って、平安〜江戸期の日本の美を取り入れながら、リンクを彩る。 (梅野光春)

 アートリンクは、冬の横浜に彩りを添えようと二〇〇五年に始まり、国内外の若手・中堅アーティストがリンクを囲うフェンスなどをデザインしてきた。学校の生徒が手掛けるのは、昨年の県立横浜平沼高校に続いて二回目になる。

 今回のテーマ「氷上戯画」は、動物や人物を描いた平安時代の絵巻「鳥獣戯画」のパロディー。横浜隼人高二年で美術部長の伊藤菜々美さん(17)は「横浜には海外からの観光客も多い。今と昔の日本を融合させた作品を描こうと話し合った」と意図を明かす。

 夏休みから先月中旬までに、計五種類の原画をアクリル絵の具で描いた。それをフェンスの大きさに合わせ、業者が引き伸ばす。リンク最大の幅四十メートル、高さ三メートルの壁は、鳥獣戯画の筆致を模したウサギやカエルがスケート靴を履いて滑る様子で飾る。別の壁には、横浜中華街でサックスを吹いたり、スマートフォンを持ったりする江戸期の浮世絵風の人物が登場する。

 アートリンクは来年二月十八日まで。年末年始も含め無休で、原則として平日は午後一〜十時、土日祝は午前十一時〜午後十時まで。入場料は高校生以上五百円、小中学生四百円、幼児(三歳以上)三百円、貸し靴料五百円。問い合わせは横浜赤レンガ倉庫=電045(211)1515=へ。

 

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