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【神奈川】

被災者の苦しみ 忘れない 故郷追われた福島・双葉町民 避難の記録

さいたまスーパーアリーナに避難した双葉町民。「原発の町を追われて〜避難民・双葉町の記録」の一場面(堀切さとみさん提供)

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 二〇一一年三月に起きた東京電力福島第一原発事故で避難生活を強いられた福島県双葉町の人々の姿を追ったドキュメンタリー映画が二十三日、川崎市中原区の「エポックなかはら」で上映される。事故発生から六年余。市民グループ「脱原発かわさき市民」が「被災者の苦しみを忘れてはいけない」と企画した。 (山本哲正)

 「脱原発かわさき市民」は同年四月、原発の安全性などの情報を共有することを目的に発足。代表も規約もなく、インターネットを使ったメーリング・リストで二百人近くの市民がつながっている。

 市内の脱原発の集会に参加したり、駅頭などで署名活動を実施したりしてきた。脱原発に向けた講演会や関連映画の上映会など、自主企画イベントを年一回ペースで開いている。

 今回上映するのは「原発の町を追われて〜避難民・双葉町の記録」の正編(一二年)と続編(一三年)。双葉町の避難所や役場機能が置かれた埼玉県加須市で避難生活を送るなどした町民の厳しい生活や生の声が記録されている。

 事故直後に町民が「さいたまスーパーアリーナ」(さいたま市)に避難。このとき炊き出しを手伝った同市の給食調理員、堀切さとみさんが「この人たちを記録したい」と思い、映画を制作したという。

 上映会は二十三日午後二時から、JR武蔵中原駅前のエポックなかはら大会議室。元双葉町長の井戸川克隆さんの講演も予定されている。同一時半開場。資料代五百円。支払いは当日。定員百八十人。事前申し込み優先。当日参加も定員まで受け付ける。問い合わせは、脱原発かわさき市民の喜多村憲一さん=電080(4336)5734=へ。

 

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