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【神奈川】

本小松石扱う 石材店も参加 湯河原・真鶴で「アート散歩」

本小松石の一輪挿し(手前)などを展示している岩本さん=真鶴町で

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 民家や会社などをミニ美術館にする「湯河原・真鶴アート散歩」が三十日まで湯河原、真鶴町一帯で開かれている。観光客や他の住民との交流を深めるため地元有志が三年前に始め、分野が異なる芸術家やコレクターらが多彩な作品を六十二会場で紹介している。入場無料。 (西岡聖雄)

 今年は、真鶴町でしか採掘できない本小松石を扱う「岩本石材」(同町)が初参加した。本小松石は、十五万〜四十万年前に活動した箱根古期外輪山の溶岩。青緑がかった灰色の青目材は昭和天皇陵のほか、源頼朝、福沢諭吉ら多くの偉人や著名人の墓に使われた。耐久性や耐火性に優れ、江戸城の石垣や東京湾の護岸の工事でも重宝された。

 しかし、埋葬の多様化などで墓石需要は漸減傾向。一般の人が石材店を訪れる機会は少ないため、「本小松石の魅力を身近に感じてほしい」と一輪挿しや発光ダイオード(LED)スタンド、時計などを展示している。岩本幸夫社長(63)は「本小松石をPRし、世界から観光客が来る石材店を夢みたい」と語る。

 ほかに陶芸や木工、絵、折り紙、型染め、ニット、アクセサリーなどの会場がある。それぞれの開催日はアート散歩のホームページで。問い合わせは事務局=電080(5945)3376=へ。

 

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