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【神奈川】

ミュージカルでニセ電話詐欺防げ 洗足学園音大生 27日上演

だます男役(後方)や、電話で話しながらATMを操作する女性役を演じる学生たち。稽古にも熱が入っている=高津区で

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 川崎市高津区の洗足学園音楽大ミュージカルコースの学生たちが二十七日、ニセ電話詐欺防止をテーマにしたミュージカルを、同区溝口のマルイファミリー溝口前で上演する。ニセ電話詐欺対策に力を入れる高津署の依頼に協力する試み。 (山本哲正)

 ミュージカルは、だます男と、だまされる女性を「エリーゼのために」などの曲で演じる。犯人が警察官を名乗ってだますケースなど巧妙な手口も紹介。「森のくまさん」の替え歌で「ある日 突然 電話が かかってきた あなたのカードが 不正に使われてる」などと、出演者全員で歌い踊る。

 オリジナル作品で、約一カ月前に署から依頼を受けて脚本を書いた同大の非常勤講師大倉マヤさんは「電話がかかってきた時、森のくまさんのメロディーを思い出して注意してくれるとうれしい」と話す。

 音楽監督の篠原真教授によると、交通安全運動で歌を歌うなどして協力するケースはあったが、ミュージカルは初めてという。「学生にとってはミュージカル発表の機会が多いほどうれしい」といい、出演する二、三年生七人は稽古に励んでいる。

 当日は高津署から制服を借りて警察官役を演じる三年柴田実奈さん(20)は「ミュージカルで注意喚起する機会はあまりなく、斬新なことと思います。面白いからぜひ足を止めてほしい。成功させたい」と意気込みを語る。高津署も「ミュージカルで目、耳に訴え、詐欺にだまされる人が一人でも減ってほしい」と期待を寄せる。

 マルイファミリー溝口はJR武蔵溝ノ口駅や東急溝の口駅が最寄り駅。イベントは午後二時から三時半まで予定しており、ミュージカルは関係者あいさつなどの後に披露される。雨天の場合は、公演場所を武蔵溝ノ口駅改札前自由通路に変更するという。

 

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