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【神奈川】

ベルマーレ、来季はJ1復帰  観客席を黄緑色に

多くのサポーターに見守られ、チームは年内の活動を終えた=3日、平塚市で(湘南ベルマーレ提供)

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 3日はチームの年内最終活動日。日曜日ということもあり、練習場の馬入ふれあい公園(平塚市)には多くのサポーターが訪れ、選手や筆者にねぎらいの言葉をかけてくれた。あらためてシーズンが終わったと感じる一幕だった。

 今季は苦しみながらもJ2優勝という結果で締めくくることができた。来季は再び舞台をJ1に移し、容易ではない戦いに臨んでいく。ピッチで戦う選手だけでなく、クラブ全体の力が試されることになる。

 今季のホームゲーム21試合の平均来場者数は8454人と、J2で6番目の数字。最多はプレーオフを勝ち上がりJ1をつかんだ名古屋の1万5365人。今季、共にJ1からJ2に戦いの場を変えた福岡も9550人で、1試合当たり1000人以上水をあけられる結果になった。成績とは裏腹に観客動員では苦汁をなめた。

 優勝が目前に迫ったある日、取材で試合への意気込みを問われた選手が「よりたくさんのサポーターの方々と喜びを分かち合いたい」と口にし、筆者に「頼みますよ」と笑った。それは偽らざる本音だったろう。

 懸命にプレーする姿を多くの人に見てもらいたいというのは選手であれば誰もが抱く思いであり、われわれも多くの感動を届けたいと切に願う。「世代と地域をつなぐ総合型地域スポーツクラブとして、チャレンジする人の成長を支え、夢と感動を提供する」とうたったクラブの使命に、いま一度向き合い直さねばならない。

 過去J1で過ごしたシーズンを振り返れば、アウェーチームのサポーターがスタジアムに大挙して押し寄せ、スタンドをチームカラーに染めていた。誤解を恐れずに言えば、それによって観客動員数は増える。しかし、望むべきはその景色ではない。冬夏を問わず青々と茂る常緑樹のように、「Shonan BMW スタジアム平塚」に映えるのはいつだって黄緑色だ。

 練習場で多くのサポーターが「来年もよろしくね」と、選手に期待を込めて声をかけてくれた。2018シーズンに向け、その言葉をしっかり胸に刻みたい。

  (吉川真行=湘南ベルマーレ広報)

【J2リーグ】

■11月11日(A)

 湘 南△1−1△ 岐 阜

■  19日(H)

 湘 南△1−1△ 町 田

 ※Hはホーム、Aはアウェー

 

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