東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 神奈川 > 記事一覧 > 12月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【神奈川】

5万人「おめでとう」「ありがとう」 フロンターレVパレード

優勝パレードで沿道に集まった大勢のサポーターらの歓声に応えるフロンターレのイレブン=川崎区で

写真

 「おめでとう!」「ありがとう!」−。川崎市川崎区で10日に行われたサッカーJ1川崎フロンターレのリーグ優勝記念パレード。約5万人(主催の市発表)が訪れ選手らと初のタイトル獲得を喜んだ。沿道を埋めたサポーターらの拍手や歓声に、選手らは2階建てのオープンバスから手を振るなどして応えた。 (大平樹)

 選手ら約四十人はバス二台に乗車。パレードは、同区東田町の市役所第三庁舎前からJR川崎駅の方へ進み、同駅前南交差点まで約七百メートルの道のりを三十分に渡って繰り広げられた。

 ゆっくりと進むバスに向かって、観衆たちは選手の名前を呼んだり、スマートフォンで晴れ姿を撮影したりした。バスの先頭には、これまでタイトルを得られなかった歴史とチーム名をかけて「祝! 脱・無冠ターレ!」との文字も。

 この日は、パレードに先立って市役所で報告会があり、フロンターレの藁科義弘社長は、Jリーグのアンケートで地域貢献度が七年連続トップだったことに触れ「地域を少しでも支援できるように、さらにまい進していく」と強調した。

 パレード出発前にバスの上で行われた式典では、ユニホーム姿の福田紀彦市長が「市役所前がこんなに多くの人で埋まったのは見たことがない」とあいさつ。中村憲剛選手は、市からクラブに贈られた市スポーツ特別賞の賞状を高々と掲げ、二人は優勝チームに贈られる銀色のシャーレ(皿)を手に喜び合った。市ゆかりの三人組ロックバンドSHISHAMOが花束を贈ると、バンドのヒット曲でチームの応援歌に使われる「明日も」が湧き起こった。

 パレードを終えた中村選手は、報道陣に「最高。こんなに幸せでいいのかというくらい。もう一周したかった。みんな(優勝を)待っていてくれたと感じた」と興奮した様子で語った。鬼木達監督は「想像以上だった。一緒に川崎を盛り上げたい気持ちが強くなった。どんな形でもタイトルを取りたい」と来季の活躍を誓い、「おめでとうという声が多かったが、こちらがおめでとうと言いたい」とサポーターに感謝していた。

 幸区の会社員明田高之さん(58)は、妻(57)とパレード開始を二時間以上待ったという。クラブ創設時から応援を続けているが、当時はホームの等々力陸上競技場の観客が少なく「客席で子どもが走り回れるほどだった」と振り返った。「選手がにこにこしていて、喜びをサポーターと共有できたことがうれしい」と話した。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報