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【神奈川】

より「竜宮城」らしく 片瀬江ノ島駅

建て替え後の片瀬江ノ島駅のイメージ(小田急電鉄提供)

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 小田急電鉄は十二日、江の島の玄関口になっている片瀬江ノ島駅(藤沢市)の建て替え工事を来年二月に始めると発表した。竜宮城をイメージした現在の駅舎は「関東の駅百選」に選ばれている。神社仏閣に使われる「竜宮造り」工法を採用し、より本格的な外観や構造を目指す。

 同駅は江の島に伝わる竜の伝説をモチーフに一九二九年に建設され、ユニークなデザインが観光客や地元住民に愛されている。一方、老朽化が進んで雨漏りもひどいことから、改修の必要性が指摘されていた。

 竜宮造りは下部の門がしっくい、上部は木造の軒や入り母屋屋根になっているのが特徴で、江の島の江島神社瑞心門などでも見られる。新駅舎の建設には宮大工も参加。延べ床面積は九百四十平方メートルと現在の駅舎より広く、二メートルほど高くなる。

 完成は二〇二〇年五月。江の島でセーリング競技が行われる東京五輪前に新駅舎がお目見えする予定。改修に合わせ男女ともトイレの個室数を増やすほか女性用トイレにはパウダーコーナーを設ける。

 同駅の一日の平均乗降人員は約二万一千人。「ふじさわ江の島花火大会」の開催日には十万人を超える。同社は江の島周辺を箱根に次ぐ重要エリアと位置付けており、岩田基成工務部長は「『江ノ島駅は竜宮城』というイメージを定着させて、末永く愛される駅舎にしたい」と話した。 (布施谷航)

 

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