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【神奈川】

鎌倉「旧関口邸茶席・会席」 来年3月めどに公開

円窓が特徴の茶席=鎌倉市で

写真

 近代日本建築運動のリーダーの一人とされる建築家山口文象(一九〇二〜七八年)が若き日に手掛けた「旧関口邸茶席・会席」(鎌倉市山ノ内)が来年三月をめどに公開されることになった。

 隣接して立つ茶席と会席は一九三四年に完成。これまでは非公開だったが所有者が代わったのを機に、古民家を使ったカフェとイベントスペース計三軒を運営している市民グループ「鎌倉古民家バンク」の管理の下での公開が決まった。

 茶席には、直径約一・八メートルの円窓が特徴の茶室がある。数寄屋造りの会席は八畳と四畳の茶室、水家を備え、四畳間から円窓が見えるように設計されている。周囲にはウメ、カエデ、ツバキなどが植えられ、紅葉も楽しめる。

 現在、週末などに約二十人のボランティアが公開に向けて整備を進めている。グループ世話人の島津克代子さんは「昭和初めの鎌倉のわび・さびの文化は、自然に溶け込むような環境を重視していたことが分かる。水家に台所があるので、お茶会の後に食事を出すなど利用法を検討したい」と話した。 (草間俊介)

 

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