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【神奈川】

月80時間以上の残業 県立高校と特別支援学校 人員配置、負担減へ

 県教育委員会は、県立高校の総括教諭と教諭の三割、高校と特別支援学校の副校長、教頭の七割弱が「過労死ライン」とされる月八十時間以上の残業をしている可能性があるとの調査結果を発表した。学校に事務員を配置するなどし、教員の負担軽減を図る。

 調査は九〜十月の七日間で実施。地域や規模などが偏らないように県立高二十三校、特別支援学校七校の計千九百三十九人を抽出し、勤務時間と具体的な仕事内容を記録してもらった。

 その結果、高校の総括教諭と教諭の30・3%、副校長と教頭の67・3%が一週間当たり二十時間以上の残業をし、月換算で八十時間を超えていた。特別支援学校は総括教諭と教諭の4・9%、副校長と教頭の66・7%が月換算八十時間超の残業時間だった。

 労働時間の内訳は、高校教諭らは「生徒指導」が最も長く一日平均七時間五十分。うち部活動が四十分を占めた。次は「学校運営」の同一時間四十五分。高校と特別支援学校の副校長らは「学校運営」に最も時間を割き、高校が同十時間十五分、特別支援学校同八時間四十五分。その半分近くが「事務作業」だった。

 県教委は、事務作業の多さや部活動指導が負担を増やしていると分析。来年度以降、事務作業や部活動指導を担う人員の配置を進める。 (志村彰太)

 

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