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【神奈川】

晴れ着トラブル 「式に間に合わせるよ」 横浜の会場、ホテルと3業者連携

 振り袖レンタル・着付け業者「はれのひ」(横浜市中区)が突然閉店し、八日の成人式で晴れ着を着られない女性が続出した。その一方で、一人でも多くの新成人に一生に一度の晴れ舞台に笑顔で立たせてあげようと、ホテルや他の業者が協力。急きょ、約百人の着付けに当たった。 (鈴木弘人)

 「『何とかしてください』と懇願してくる新成人もいた。やれるだけのことはやろうと思った」。「ふりそでシミズ新横浜店」の笠原一仁店長(36)はこう振り返った。

 はれのひが着付け会場にしていたのは、式典が開かれた横浜アリーナ(同市港北区)に近い新横浜国際ホテル。中には、到着してから初めてスタッフが誰もおらず、振り袖も届いていないと知る女性もいた。人生の大イベントが台無しにされ、ぼうぜんと立ち尽くしたり、突然の事態に泣きだしたりする姿もあった。

 ホテルはつらい思いをする女性を少しでも減らそうと着付けができる従業員に対応させ、ホテル内で着付けをしていたシミズ新横浜店のほか、「きもの鈴乃屋ららぽーと横浜店」(同市都筑区)と「ふりそで工房」(千葉県船橋市)に協力を呼び掛けた。

 友人や母親の振り袖を急いで手配して持って来た女性に、笠原さんは「大丈夫だからね。式に間に合わせるよ」と優しく言葉をかけた。不安そうだった顔が笑顔になり、「喜んでもらえたと実感した」と話した。

 

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