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【神奈川】

平和の願い、紙芝居で 横浜市大OBと在学生が作成

お披露目会で紙芝居を上演する山下さん=横浜市金沢区で

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 2020年東京五輪・パラリンピックに向け、国内外の若者に平和への願いを伝える創作紙芝居のお披露目会が、横浜市立大(金沢区)で開かれた。ボランティアで紙芝居を続ける同大OBに在学生が協力。「五輪を通じ、国同士で戦争しない関係を築いて」との思いを込め、上演機会を探している。 (梅野光春)

 紙芝居は、原爆の被害に遭った広島を題材にした「お手紙」、横浜とバンクーバー(カナダ)、ムンバイ(インド)の交流史を記す「友情のトライアングル」、藤沢市の江の島に伝わる民話を描く「天女と五頭龍(ごずりゅう)」の三本。平和と国際交流に加え、五輪でセーリング競技の会場になる江の島の民話をテーマにした。

 同大OBで紙芝居歴二十年の横浜紙芝居普及会代表・山下康さん(74)=同区=が昨春から筋書きを練り、七月から同大美術部の学生三人がクレヨンや水彩で描画。上演時間各十五分、十六枚ずつの紙芝居が昨年末に完成した。別の学生と区職員が協力し、英語と中国語、スペイン語に訳した要約も用意。日本語が苦手な外国人に配る。

 お披露目会では「戦争のために力を貸せと言われたらノー」「スポーツでの競い合いはイエス」と山下さんが熱演した。「紙芝居だから難しい言葉は使わない。絵もあるから外国の人にも分かりやすいはず」と期待する。

 次回上演は金沢自然公園「ののはな館」(同区)で二十七日午後二時から(入場無料)。他会場での上演希望も受け付けている。問い合わせは同大ボランティア支援室=電045(787)2444=へ。 

 

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