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【神奈川】

「沈黙 立ち上がる慰安婦」朴監督 横浜シネマリンで日韓合作映画上映

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 旧日本軍の従軍慰安婦だった韓国のハルモニ(おばあさん)たちが真実を求める闘いを追った日韓合作映画「沈黙 立ち上がる慰安婦」が、横浜市中区の横浜シネマリンで上映されている。十三日、舞台あいさつに立った朴壽南(パクスナム)監督(82)=茅ケ崎市、写真=は取材に「十代で連行された若い女性たちの真の被害の実態を知ってほしい」などと訴えた。 (野呂法夫)

 映画は戦時下、日本軍慰安所に連行された李玉先(イオクソン)さん(90)ら十五人が戦後五十年を経て「沈黙」を破り、立ち上がった闘いを描く。一九九四年、日本政府に謝罪と個人補償を求めて来日して以来、在日朝鮮人二世の朴監督が寄り添い、映像に記録した貴重な作品だ。

 今、生き残るのは李さんら三人のみ。朴監督は「一番重要な被害の事実を明らかにすることを、日本政府はしていない。実態を知らそうという動きは妨げられ、メディアが報じなかった責任も大きい」と指摘。

 二年前、日韓両政府が合意した「解決」を韓国側が見直す動きについては「合意は被害者が亡くなっていくのを日本政府が待ってきた結果だった。真の解決のためには被害当事者が中心となるべきだ」と話した。

 「沈黙」の上映は十九日まで(午後二時開始)。同日の上映後、朴監督のトークがある。 

 

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